2016年09月26日

松元康明 寫眞展「ghost sits in the memory」@ギャルリ・キソウ

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念願のAcruのショップにお邪魔した後
地下にあるギャルリ・キソウに立ち寄りました。

ギャルリではちょうど7日から
写真家 松元泰明氏の作品展が開催中。

展示されていた作品たちは、
フィルムよりも前の時代、
ガラス板に薬品を付着させて撮る
湿板と言う技法が用いられていました。

デジタル写真が主流の今、フィルム写真が見直されています。
私の周りでも、フィルム写真を好む仲間がいるけど、
松元氏の作品は、フィルムよりも
前の時代に使われていた技法なんだそうで…

わかりやすい例を挙げると
坂本竜馬のポートレイトがそうなんだそうです。

フィルム写真で言うネガが、ガラス板になるのだけど、
それ自体が作品になるという。
つまりは、写真であるにもかかわらず、
複製不可と言うこと。
まるで、絵画のようです。

はじめは表面の独特なツヤ感は加工したのかと思いましたが
湿板技法の特徴なのだそう。
ヨーロッパのアンティークを題材としているので
一層、そのツヤ感が引き立っていました。

鑑賞した日は、作家さんは不在でしたが
その分、スタッフさんから、
熱い愛のこもった説明を受けることができて
それは、それでラッキー!

作家さんの思いなどは、ぜひ実際にギャラリーで知ってほしいです。

松元氏は東京をベースに活動していると言うので
これから要チェックしたいと思います!

http://www.one-big-tree.com/index.html
ラベル:Acru
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2016年09月25日

佐伯祥子+安倍未来都 2人展に行ってきました!

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今週は珍しく雨模様の毎日で残念な週ですが
今日まで、弘重ギャラリーでは、
アトリエエビスの会員さんとスタッフさんの
「2人展」やってます!

お二人の作品は共に、穏やかな気持ちにさせてくれる
どれも素敵な作品たちでした。
アトリエで製作中を拝見することは何度かあったけど
額装してギャラリーで飾られた作品というのは、
また違った雰囲気を醸し出すものですね!
勉強になりました。

今日、17時まで開催中です!
みんな急いで!

佐伯祥子+安倍未来都 2人展
2016/9/20(火)~9/25(日)
11:00~19:00(最終日17:00まで)

HIROSHIGE GALLERY
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
ART CUBE EBIS 1F・ B1F
TEL:03-5722-0083
http://hiroshige-gallery.com
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2013年06月26日

「貴婦人と一角獣展」を鑑賞して

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Mon Seul Désir(第六感)


国立新美術館で開催中の「貴婦人と一角獣展」に行ってきました。
フランスの国宝級クラスのタピスリーの6連作
これらタピスリーがフランス国外に貸し出されたのは
1974年にアメリカに一度だけと言うから、今回は約40年ぶり2回目です。
1500年頃の織物と言うことなので日本への旅は
さぞかし大変だったことでしょう。貸し出してくれたフランスにも感謝。

これらタピスリーは普段、パリのクリュニー中世美術館で鑑賞できます。
こちらの美術館には一度行ったことがあります。
パリの美術館と言うとルーブルとかオルセーとかが目立ちますが
パリジャンに言わせると、このクリュニー中世美術館の方が
素晴らしいと言う人も多くいます。

ですが建物自体、ルーブルやオルセーと比べればとても
コンパクトでこじんまりとしていて、中世の色々を展示しているので
館内はとても薄暗く、私自身、タピスリーの6連作の印象が
ほとんど残っていませんでした。

だけど、フランス人にすれば国宝級の逸品ということで
今回はガッツリ鑑賞しつつ学ぶぞ!って意気込みで
美術館へ行って参りました。

入口から入りシンプルな白壁のプロムナードを進んで行くと
突然視界が広がり、その円形の大きな部屋には
タピスリーの6点が一挙に視界に入るようになっています。

一点、一点眺めるのも良いけれど、
6点全てを一挙に眺めるのもまた圧巻。

この6連作は共通で赤の下地にミルフルールという花々の織が施されいて
それぞれが「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表しています。
最後の1点が人間の第六感と考えられていて
Mon Seul Désir(モン スリュ デジール)とタピスリー内に
織り込まれていることから「我が唯一の望み」と呼ばれています。

この第六感の作品、はっきりとした記録がないため
解明はされていないようですが、中世的な思想の考えでは
「五感の与える喜びを捨てて、自己を抑制する心」と考える場合と、
上流階級の宮廷恋愛的発想で考えると
「五感を意のままに支配しながら愛を導く心」と捉える
考え方が存在するそうです。

ワタシ的には抑制する心ではなく、
五感にプラスで第六感と考える方が好きだなと思いました。
その方が夢がある気がする。

なのでこのタピスリーは、貴婦人が宝石の小箱に手をかざして
宝石をてにしているシーンが描かれているのだけど、
どちらの考えで鑑賞するかで見方が変わるのですよ。

中世的考え方なら宝石を小箱に戻す、
宮廷的発想なら愛する人のために、
自分を着飾るために宝石を小箱から取り出す。

私は絵を描きますが、見方によって見え方が違うって新鮮。
おもしろいな〜と思いました。

この企画展は7月15日まで東京で開催され、
その後大阪に巡回予定です。
次にお目にかかるのはきっとパリでしょうね。

次回のパリでは是非、クリュニー中世美術館に
タピスリーに会いに行きたいと思います。
posted by shinobu at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | アート手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月07日

「Paris、パリ、巴里 ─ 日本人が描く 1900–1945」

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ブリヂストン美術館で開催中の
「Paris、パリ、巴里 ─ 日本人が描く 1900–1945」に行ってきました。

私は絵を描いていますが、実は、あまり日本人画家に興味がありません。
特別これと言う理由はないのだけど、なぜが日本人画家の作品を鑑賞すると
子供の頃、学校の美術時間が息苦しく、辛かった感情を思い出すからです。

でもなぜそんな私がこの企画展に足を運んだかと言うと
おなじ日本人から見た、私の大好きなパリってどんな風に見えて、
どんな風に表現したのだろうかと興味をもったからです。

鑑賞を終えて思うことは、佐伯祐三の広告シリーズが
とても私のツボだったと言うこと。
これはとても大きな出会いであり、発見でした。

私も彼のようなパリの日常の情景を、パリっぽい色合いで表現したい。
ゴッチャッとした、決して整然と整った情景ではなく日常の情景をね。

今週末まで開催しています。興味のある方は是非!

Paris、パリ、巴里 ─ 日本人が描く 1900–1945
2013年3月23日(土)〜2013年6月9日(日)
ブリヂストン美術館
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/

******************************
facebook なかはししのぶ
http://www.facebook.com/shinobu.nakahashi?ref=tn_tnmn
Twitter: @grand917jete
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2011年01月09日

没後120年 ゴッホ展

没後120年 ゴッホ展
〜わたしはこうしてゴッホになった。〜

東京会場で会期中行って来ました。
間際まで行こうかどうか迷っていたんですけどね、、、

だって、ゴッホ展ってよくやるよねぇ〜

毎回コンセプト違うんだろうけどさぁ〜

結局集客が見込めるからやるんじゃないのぉ〜

ってかなり邪な考えが過っていたので

終わるギリギリまで迷った(だって混雑してるでしょ〜)けど、
ある人に「迷っているなら行った方が良いよ」と言われ
やっぱり行くことにした。案外素直な私だったりする(笑)

平日のお休みの日をねらったお陰で、待つこよなく会場に入れて
作品もゆったり鑑賞できた気がします。

子供の頃からゴッホって知っていた画家でした。
でも作品がどうとかそう言うことではなく、自分の耳を切り落として、
さらに自殺をした、気の狂った絵を描く人って、、、。
そんな感じで知っていた。

決して良い印象はなかったけど、今回、改めて彼の作品を鑑賞して
本当に凄い画家なんだな〜と改めて感動。

彼は短い人生の中で、画家として活動したのは10年間だけ。
10年間と言えば、ファッション界の巨匠クリスチャン・ディオールも10年間だけでした。
偉大な創作活動には10年間って一区切りの何かってあるのかな?って思った。

ゴッホは、いわゆる美大に通い、専門教育を受けている人ではなく
独学で画家になった人。そして、生存中は作品がほとんど売れなかった
貧乏画家でした。でも、弟に送っていた手紙には
「今日の仕事はうまくいった」とか書かれていて
「仕事=生活をする糧」と考えがちな私は、ちょっと違和感を感じつつも
彼にとって、たとえ売れない作品の制作だったとしてもプライドを持って
絵と向き合っていたんだろうなと思い、大切な何かを教えてもらった気がしました。

彼は生前、「100年後の人々に感動を与える作品を制作したい」と言っていたそうです。
大抵、鑑賞中に疲れて途中で集中力が途切れるものなのですが
最後の最後まで画力に吸い込まれて鑑賞していました。

何と説明したらいいのか分からないのだけど、
今回の企画展の最後の作品を関した瞬間
感動というより、とてもいたたまれない気持ちになってしまって
涙がこぼれたのです。でも、あれはやっぱり画家魂に
触れて感動の涙だったのかな、、、とも今になってみれば思う。
100年後の人にも感動を与える作品、やっぱりゴッホは凄いですね。

東京会場は終了していますが福岡、名古屋がまだなので
是非、足を運んでくださいね。
posted by shinobu at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | アート手帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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